公開日:2017/10/20

店舗スタッフのやる気は、どこから来るのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

店舗スタッフ、従業員をやる気にさせる方法は色々な形で語られています。

しかし簡単でスグにスタッフが活性化するような方法は残念ながらみあたりません。

スタッフをやる気にさせるには、動機となるスタッフの目的を知る必要があります。

なぜ、このお店で働いているのか、よくヒアリングすることです。

目的はお金という現実

結局お金かい、そう思われましたか。しかしちょっとだけスタッフの考えていることに耳をかしてみてください。

最初に職を探す時のことです。多くのスタッフ、パート社員やアルバイト店員がお店を選ぶ理由は時間的な制約お休みや通勤の利便性、お店の認知度、雰囲気、友人の紹介などにあります。お店で働く条件はさまざまありますが、何よりも一番の条件、目的は給与、アルバイト代を稼ぐことではないでしょうか。

お金を稼ぐことがお互い共通の目的です。お店側が気にするのも採用時の時給となります。地域の競合と比べてみたり、店頭の募集広告をチェックしたことは、きっとあるはずです。プラス交通費も気になるかもしれません。お店とスタッフがお互いに最初意識するのはお金です。1日何時間働いて1ヶ月でいくらの稼ぎになるのか、なんて皮算用をしています。

給与を払ってくれるのは誰?

従業員シフトにも慣れてくると給与、バイト代が支払われるのが当たり前の感覚になりがちです。一般に勤めていれば、給与は毎月1回月末に銀行に振り込まれます。休日があれば前日かもしれません。その時に会社の経営状態がいいとか、悪いとかまで想像して受け取るスタッフ従業員がいるかというと微妙ではないでしょうか。いたって普通の感覚です。

ここまでは何も問題ないはずです。では、そのいただく給与やアルバイト代は誰が払っているのでしょうか。ここが最大のポイントです。会社、社長、店長、それとも総務課でしょうか。経営者なら、こんなこと言われるまでもないことですが、とくに現場が若いスタッフばかりだと勘違いしてしまうことがあります。

スタッフも売上が上がって、そこから支払らわれているのはなんとなくわかっています。しかし財布からお金やカードを取り出して、レジで支払ってくれている人、お客さんがいる。この事実を給与やアルバイト代を受け取る時に意識しているスタッフは、少ないと言わざるを得ないのではないでしょうか。ネット決済が当たり前の時代感覚が麻痺させているのかもしれません。

「あなたの給与やアルバイト代はお客さんが払っています」

スタッフ一人ひとりに告げてみてはいかがでしょうか。事あるごとに、店長のひとり言のようにつぶやいてみてください。これが彼らの意識レベルを上げるひとつの方法です。今スグ「やる気」が出るとは言えません。ただ「誰から給与をいただいていますか?」との問いかけは、時間を追うごとに、従業員スタッフの意識に深く染み込んでいきます。

「カスタマーファースト」「顧客満足」「カスタマーイズボス」などの定義も大切な要素です。でも、どんなに頭でわかっていても行動へとは繋がりにくい曖昧なものとして受け取られてしまいがちです。定義は後付けで構いません。

確かにお金だけで人は動かないかもしれません

スタッフの意識を変えて、やる気にさせるには「誰があなたの給与やアルバイト代を支払っているのか?」と問い続けることです。最初の動機、目的意識と合致する質問はスタッフの認識を改めるのにはちょうどいい材料となるのではないでしょうか。お客さんを見る意識が変われば行動も変わります。その後「お客さんはどうして欲しいのか?」と問うてみてください。

この問い掛けの答えを理解できるようになると、店長がいうからとか、マニュアルで決まっているからではない自主性が生まれてきます。仕事において何が優先されるべきなのか、考えられるようになります。あるお店ではお客さんがいてもいなくても気にせず働いていたようなスタッフが、お客さんの心理を先読みして行動するようになりました。実感のこもった「ありがとうございました」が店内に響くのは気持ちのいいものです。

ぜひ、今日からスタッフ全員に問いかけてみてはいかがでしょうか。

PS.
▼「顧客満足」「従業員満足」こちらで上げることができます。

関連記事



 

error: Content is protected !!