公開日:2018/01/18

中小企業はアラフィフ女性に注目せよ

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From:脇田優美子

あなたはご存知でしたか?
日本は2020年(今からたった2年後)に、女性の2人に1人が50歳以上になります。

中小企業は採用において、この影響をすぐに受けることになるでしょう。

間もなく女性の大半が50歳以上になる日本で、今働き手として大きくクローズアップされているのがアラフィフ(40代後半から50代前半)女性です。

すでにアラフィフ女性の採用は急増しているようですが、彼女たちを戦力化するにはコツがあります。

そもそも、あなたの会社の求人広告に反応してくれるでしょうか?

中小企業経営者として、アラフィフ女性について理解しておくことが、今後の採用と人材活用の重要なポイントとなるでしょう。

今回は、アラフィフ女性の仕事観についてお届け致します。
 

 

 2つのタイプのアラフィフ女性

現在ちょうどアラフィフとなっている女性は、バブル期に社会人経験をした人たちです。

この世代の女性は、働き手としての背景が、大きく2つに分かれています。

ひとつ目のタイプは、社会人のとしての空白期間が長い主婦です。家事や育児に専念していたためです。バブル期の頃には、専業主婦になる女性がまだまだ多かったですね。

ふたつ目のタイプは、これまでキャリアを積んできたけれど、何らかの事情で仕事をセーブしている女性です。もともとはキャリア志向です。

中小企業として採用を考える場合、彼女たちの異なるふたつの背景から、当然仕事に対する向き不向きがあります。

もし、あなたの会社がお客様と直接関わるような業務に人がほしければ、長年主婦として生きてきたアラフィフ女性の経験が活用できるでしょう。

彼女たちは、長いこと消費者の立場で生活してきたので、消費者心理をよくわきまえているからです。コミュニケーション能力も高く、お客様と接点を持つ電話応対なども向いています。

実際に、消費財メーカーでの採用が目立つそうです。

キャリア志向だった女性は、職種があなたの事業にふさわしければ即戦力になります。ただし、給与が高めでないと、なかなか応募してくれないというハードルがあります。

 アラフィフ女性の仕事選びの優先事項

専業主婦歴の長い女性にも、キャリア志向だった女性にも、仕事選びでのこだわりがあります。

しかも、どうやら似通ったニーズがあるようです。

彼女たちは、給与よりも職場の雰囲気を重視します。人間関係の良さが給与よりも優先される事実はとても大事です。

中小企業の社長ならば、自社の職場、女性社員同士の人間関係にいじめなどが起きないよう、しっかり目配りする必要があります。

万一トラブルを発見した場合にも、経営者としてきちんと対応し収めることができないと、良い人材は定着しません。

勤務時間に融通が利くことも大切です。

最近は晩婚化が進み、アラフィフでも子育て中の女性が増えています。また、年齢的に、介護の問題も抱えるようになります。

それ以外にも、趣味やボランティア活動に打ち込んでいることも多いので、それらの活動をしながら働ける環境を求めています。

つまり、そのためなら、たとえ元キャリア志向の女性でも、給与を必ずしも優先しなくなるのです。

 社長の考え方次第

たとえば、家事や育児期間の長かったアラフィフ女性に対して、ブランクの長い社会人ととらえるのか、それとも、子育てに専念するという貴重な経験を積んだ人材、ととらえるのか、その扱いは、経営者であるあなた次第です。

社長のあなたの考え方次第で、彼女たちの長所をいくらでも生かすことができるのです。

彼女たちを積極的に採用したい場合、社会人として空白期間を持つアラフィフ女性は、社会復帰に不安を抱いています。

未経験者でも働けること、主婦を歓迎すること、などを求人広告でアピールすれば、より安心して応募してくれるようになるでしょう。

実際に経営者の方からも、主婦歴の長い女性は素直に仕事を覚えてくれて動きも良い、という話も聞きます。

特にアラフィフ女性の活用の秘訣は、働くことで誰かの役に立っていると実感したい、という彼女たちの気持ちを伸ばしてあげることです。

収入以上に求めているのは、実は生きがいなのだ、ということを理解して後押ししてあげられるなら、彼女たちは、労を惜しまず働いてくれることでしょう。

まだアラフィフ女性の活用に目を向けたことがないのなら、もう考えたほうがよい頃です。人材の争奪戦はすでに始まっているのですから。

中小企業の人材活用について知りたければ
>>中小企業経営者支援会

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