公開日:2017/10/12

経営者の本気度

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From:脇田優美子

売り上げが伸びずに悩む経営者と、業績が好調な経営者の根本的な違いとは何でしょうか?

本日は本質的なテーマを取り上げてお届け致します。

あなたの事業に対する思いは?

「このままでは先行きが不安で仕方がない…。」

もし今あなたの事業がうまくいっていないのなら、経営者として心穏やかではいられないでしょう。

しかし業界を見回すと、不景気をこぼす多くの経営者とは別に、順調に売り上げを伸ばしている会社もあるはずです。

こうした上手くいっている社長に共通していることがひとつあります。そして、上手くいっていない社長にはこれが感じられません。

事業が順調な経営者の共通点は「事業に熱中している」ということです。

毎日数字ばかりを見てため息をついているのではなく、自社の商品・サービスに惚れ込んで、「これをもっと多くの人に使ってほしい!」「たくさんの人に広めたい!」と強い気持ちで動いています。

 あなたは本気ですか?

ある業界の経営者は、全く差別化できないような、スーパーならどこでも売っている商品を取り扱っていますが、業績は好調です。

この会社の会長、社長、相談役は、早朝から大きな声で、出荷前の商品群に感謝の言葉をかけます。商品に向かって深々とおじきまでします。商品を大切に思う気持ちから、15年も続けているそうです。

あなたは、なんて馬鹿馬鹿しい、と思うかもしれません。精神論よりも、営業の強化やコスト削減などの日常業務のほうが重要と考えるかもしれません。

ところがこの会社の、商品に対する強い思いが不思議なできごとをもたらします。

ある時、相談役が商品のカートの前に立つと、その商品が「自分たちを出荷したらお金が入ってこない」と、語りかけてきたのです。

胸騒ぎがして社員に出荷をやめさせようとしましたが、「支払いが遅れたことなどない取引先だ」と猛反対され聞く耳を持ってもらえず、そのまま出荷してしまいました。

しかし、その後すぐにその取引先が倒産し、数百万円が焦げ付いてしまったのです。焦げ付きは回避できませんでしたが、相談役は、本当に商品が教えてくれたのだ、そのことが嬉しい、と語っています。

自社の商品のことを本気で大切にする強い心がもたらした事実を、あなたは同じ経営者としてどう感じるでしょうか。

実は、これと似たような体験を、稲盛和夫さんも話されています。

本心から事業に熱中して、素直な謙虚な目ですみずみまで見直すと、「神の声が聞こえてくる。現場や製品のほうから、こうしたらどうだ?と解決のヒントをささやきかけてくることがある」とおっしゃっています。

経営者の思いが伝わっていく

他社と同じ商品を扱っているにもかかわらず、上に述べた会社の業績が好調なのは、商品の声が聞こえてくるほど経営者が自社の事業に熱中しているからでしょう。

その熱い思いが社員を動かし、取引先を巻き込み、お客様にまで伝わっていくのです。

これほど熱意のある会社には、実際に協力してくれる取引先が増えて、お客様の多くがファンになってくれるのも不思議ではありません。

全身全霊をかけて事業に取り組むことで見えてくるものがあるのだと思います。

経営者としてのあなたの本気の頑張りで、突破口はある、と信じましょう。

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