お客様の安全を心から確保する雪国美容室経営者

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​From:長岡和男

以前にも”店舗運営の落とし穴!なぜ、店長はリスクに気づけないのか?“でお伝えしましたが、あらためてお店を観察しているとお客様について見えてくるものがあります。一般的な事例ではございませんがご紹介いたします。

埋もれずスッキリとしたたたずまい

そのお店の前を通るとき、必ず中を覗く美容室があります。その美容室を知って、すでに10年以上たちますがいつも予約でいっぱいみたいです。店頭を掃き掃除されているのもよく見かけます。夏であればお花の鉢植えがエントランスにキチンとお手入れされて並んでいます。

ひとつ気づくのは夏でも店頭に看板がまったく出ていないことです。気持ちよさがとても伝わってくる美容室です。何気ない店頭への気配りがされていますね。店頭=お店の顔ですから、いつもスッキリ、キレイにしておきたいものです。でもなぜ看板がないのでしょうか。

安全スペースに引き寄せられて
冬だからといってすべてを冬化粧で終わらせてはいけません。その美容室の店頭だけが積雪がとけてアスファルト舗道の路面が露出しています。ロードヒーティングです。ずっと足元を気にして歩いてきた歩行者としては、その店頭はとても安心できるスペースとなっています。

その場は心理学の理論をもちだすまでもなく「安全・安心」を確保したい欲求が満たされます。そこまで行けば安全地帯に入れると無意識に感じているので直前で歩くスピードが心持ち早まったりします。このお店の前を通る時には安心感を覚えることとなります。

(*他にも突然の雨宿りでお店の軒下を借りて、そのままそのお店に入ってしまったなんてことはありませんか。)

お客様の無意識に求めているもの

多くの通行人に安心感を与えることとなりますので、無意識の中でお店への好印象に変わります。お店をご利用いただかなくても、好印象はお店を思い出してもらえる何かのきっかけとなりえます。そして心理学でいえば次の「帰属・親和」の欲求段階へと進む感じです。

つまりお店のターゲットとなりえる通行人ならお店に自然と興味をもつというわけです。あのお店なら、安心感があると潜在意識の中に刷り込まれていきます。なので無意識の気になる心のリストに登録されることとなります。まだ商品・サービスを利用していないにも関わらずです。

帰属したいという意識は、お店を利用してみたいと思うことです。その美容室は夏でもA看板などは店頭に出ていません。予約で回っているからなのでしょう。お客様の帰属意識が育っているのではないでしょうか。お店に入ってくる人だけがお客様と考えているとせっかくの機会を逃します。店舗ビジネスであれば「安心・安全」は商品サービスに限ったことではないですよね。

ターゲットは限られる?

路面店であれば、街行く人への気配りがあってもよいかもしれません。送迎のお子さん連れのお母さんも見かけますが、冬の街ではお年寄りが徒歩で移動されることも多いのが事実です。大方は車での移動となりますが、公共の交通機関などで移動される年配者も多くみられます。

見ているとバス停から歩きながら足元をとっても気にされています。お年寄りに限りませんが、そんな中、地上に足元の安全が確保された地帯があればそこを無意識に目指して移動していたとしてもなんら不思議ではありません。

ひとつアイデアとしては、そこに飲食店があれば一休みしていきませんか、と看板が出ていればグッとくると思うのですが、いかがでしょうか。

それに駐車場から歩いてどんなに近くても、店頭からして近づきがたい状況に陥っているお店があることも事実です。入り口につづく外階段が氷ついており手すりを掴んでも安心して近づけない状態になっています。とても残念な状況といわざるをえません。

冬だから、雪だから

冬だから仕方ないと言ってしまえばそれまでですが。
ロードヒーティングなんて予算はないと考えてしまえばそれまでですが。。
調べると遠赤外線を照射して雪を溶かすなんてこともできたりしますが。。。

いかに、お客様に安心・安全を確保するかと考えてみればその都度マットを敷くなんて事で対応できるかもしれません。たしかに管理は大変になるかもしれませんが。また逆にイメージしてみてください。知らずに店頭で通行人を妨げているものがあるかもしれません。悪い印象に繋がっている状況があるかもしれません。

何かお店に対して心理的な壁を作ってはいないでしょうか。
お店が無意識に避けられているとしたら、
近づくことに心理的不安を覚えるとしたら、

お客様となりえる通行人の行動を外からながめてみることは、気づいていない集客のヒントを得るよい機会となるかもしれません。

面倒なことをお客様のためにどれだけできるかが、ポイントとなるのではないでしょうか。

PS
お客様を想えばこうなります。
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