公開日:2017/12/21

成功する社長に共通する信念

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From:脇田優美子

あなたは自社のお客様のことが好きですか?お客様のためならできることは何でもしたい!という情熱を感じていますか?

もし「そんな気持ちになれない」と言うのなら、ビジネスが上手くいかない原因は、そのあたりにあるかもしれません。

 あなたの会社は何のためにある?

あなたがお客様のことを好きになれないのに、お客様に何かを売っているのであれば、あなたはお客様の味方ではなく、お客様もあなたのファンにはならないでしょう。

今、世の中の流れが急速に変わってきており、従業員は会社の利益のためにあるのではなく、会社は従業員の幸せのためにあるはず、という考え方にシフトしてきています。

ビジネスが人間の幸福のために存在する、という経営に対する捉え方は、大企業ばかりでなく中小企業であっても同じことが言えます。

直接消費者とつながる小売ビジネスならなおさら、自社の従業員はもちろんのこと、お客様の幸せのためにあなたの会社はある、という根本的なところから、全てがはじまるでしょう。

 どんな気持ちで関わるのか?

お客様のことが好きで、お客様のために何ができるか?と日々本気で考えている会社と、お客様に買わせることができればそれでいい、という考えで経営している会社に、大きな差が生まれることは想像に難くありません。

けれど実際は、売上にばかり目が奪われると、お客様を売りつける相手のように扱ってしまい、そしてそれをお客様は敏感に察知して寄り付かなくなります。

こんな残念なことはありませんね。

商品やサービスで差別化することがどんどん難しくなっている中で、お客様との関わり方、心理的な関わり方が今ほど重要な時はないでしょう。

お客様に自社を気に入ってもらい、信頼してもらえるには、先にあなたの側からお客様を好きになっていなければ無理なのです。

 口先は通用しない

しかし実際は、「お客様に満足していただけるよう心がけています」などと掲げていても、期待はずれのお店や会社は実に多いものです。

「お客様を大切にしよう」「顧客満足度を上げよう」と社長がことばで号令を発していたとしても、それだけで上手くいくことはないでしょう。

その理由は簡単なことです。

たとえば、経営者自身が、社内でお取引先の悪口を平気で言っていたとしたら、どうなるでしょうか?あるいは、その場に居合わせない社員に対する不満を口にしていたら、社員は何を感じるでしょうか?

そんな社長の率いる会社では、従業員も同僚の陰口ばかり言うようになり、社員同士もギスギスした人間関係がはびこります。心ある人は辞めていき、幸せとはほど遠い環境になるでしょう。

そんな状況では、従業員の気持ちにも、お客様の幸せを考えるだけの心の余裕は生まれません。ストレスにまみれた人が他者に思いをはせることは難しいでしょう。その雰囲気の悪さは、やはりそのままお客様に伝わってしまいます。

こうして眺めてみると、お客様を好きになる、というのは、ことばで言うほど簡単ではないかもしれませんね。

従業員が仲良く、会社が明るくなければ実現できない環境と言えるでしょう。そのような会社は、人を歓迎する感情が自然に雰囲気として醸し出されるものです。

そして中小企業の場合、その元となるのは、社長その人のあり方、考え方です。経営者の姿がそのまま周囲に反映されることになります。

上に立つ人の影響力はとても大きいのです。しかし、だからこそ、あなたが変われば会社全体も変われます。

お客様、お取引先、従業員、自分に関わる人々を自分から好きになること、ビジネスの原点は案外このようなところにある気がしています。

 

PS
経営者としての姿を見つめ直すには
>>中小企業経営支援会

 

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