時代に背を向ける社長の末路

From:脇田優美子

日常生活でインターネットを使用するのが当たり前になった現在、経営者のあなたはネット社会をどのようにとらえていますか?

もしかするとインターネットに苦手意識を持っていらっしゃるかもしれませんね。だからこそ、ここに社長としての大きな分かれ道があります。

あなたはインターネット時代にどのような道を選択しますか?

その前に、そもそもあなたは経営者としてどの程度、ビジネスにおけるネット社会の意味を理解できているでしょうか。

 ネット社会の波

自分がインターネットをあまり理解できないからインターネットはやらない、関わるつもりがない。

もしあなたがこのように考えて実際にそうしているならば、かなり危険です。

あなたは中小企業経営者です。

大企業の経営者ならば、企業ブランドや資本力によるパワーで、経営者自身がインターネットで発信しなくても困らないかもしれません。

しかしながら、ここから先のビジネスの世界は、アマゾンのような巨大企業の拡張によって、弱者がますます淘汰され、大手企業でさえもどんどん市場を侵食され戦々恐々としています。

中小企業という規模では、時代を読む力が足りないと、一気に踏み潰されてしまいかねない厳しい時代を迎えているのです。

一方で、消費者は毎日インターネットとともに生活しています。たとえリアルの店舗を利用する時でも、インターネットで調べていろいろなお店を比べて選んでいます。

そして、消費者がお店を比べるという意味は、そのお店がどんな商品やサービスを売っているのか、という事実だけを確認しているわけではありません。むしろ、それ以外の特徴を知ろうとしています。

なぜなら、お客様からみた時に、商品やサービスにはどの会社も大きな違いが感じられないからです。

あなたの会社でも競合と似たようなものを売っているのではないでしょうか。

そうだとしたら、「自社にはホームページがある。それを見てもらえれば商品はわかるはず。サービスも知ってもらえるはず。」などと考えること自体が、すでにずれた認識であることがおわかりいただけると思います。

おそらく同じようなことは競合のホームページでも書いてあるわけですから、それだけでは何の用もなさないのです。

ホームページがあってもほとんど役に立っていないという嘆きの1つの側面として、このような問題があります。

 リアル社会との違い

もう1つ大きな問題があります。

リアル社会では、あなたは社長として周囲の人々から気を遣ってもらえています。

あなたにはその自覚がなくとも、社長だから、ということであなたの言動は大目に見られたり、相手が我慢してくれていることが多々あるのです。

しかし、ネット社会は違います。あなたの言動は、直接あなたの評判としてはね返ってきます。

昨今、地位や権力を持つ人物のパワハラやセクハラの問題などが次々と取り沙汰されているのも、これと無関係ではありません。

本来批判されるべき言動が公のものとなり、社会から「ノー」を突きつけられているということなのです。

言い換えるなら、あなたが社長である前に、人としてどれほどの人物なのか、ということが重要視されます。これは、当たり前といえば当たり前です。

あなたがネットで発言すると、たとえば傲慢だったり、品性に欠けていたり、といった人格的な部分があれば自ずと透けて見えます。それでバッシングされることも出てくるわけです。

「そんなことはまっぴらゴメンだ」と言ってネットを避け続けるとしたら、この先どうなっていくでしょうか?

 波に乗る社長と乗り遅れる社長

あなたが自分の言動を批判されたくないからという理由で、ネット社会で発信などしないと頑固な態度を決め込んでいるうちに、ライバルはどんどん発信を始めていくことでしょう。それが時代の要請だからです。

ライバル経営者が、時には批判もされるかもしれませんが、そのピンチを人格を磨くチャンスに変えて、積極的に発信を続けていくとしたらどうでしょうか。

ネット社会の中でだんだんと信用を積み上げて、人間としての魅力を増していったらどうなるでしょうか。

きっとお客様はみな、その社長の商品やサービスを買うようになることでしょう。

今はネット社会における経営者の評判がそのまま会社の売上に直結します。単なるモノを買うのではなく、ヒトからモノを買う時代なのです。

あなたが人として日々何を考え、どう生きているのか。社長としてのあなたはもちろんのこと、ひとりの人間としてどのような価値観をもっているのかということを世の中に示していくことが、これから求められていきます。

ここに背を向けてしまえば、波に乗り遅れ、競合に遅れをとり、後からくつがえすのは容易ではありません。これは一過性の流行ではなく社会の進化です。誰にも止められないのです。あなただけが例外というわけにはいかないでしょう。

謙虚な心で他者の意見に聞く耳を持ち、批判を受け止め人間的な魅力を磨く。その上で恐れず発信する。そうして少しずつネット社会で仲間を増やしていき、やがてリーダシップを発揮していく。

これからの経営者に必要なのは、人として生き方を発信していくことなのです。

あなたは時代に背を向けますか?それとも挑戦していきますか?

 

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