公開日:2018/01/04

ビジネスアイディア発想法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

From:脇田優美子

あなたが中小企業経営者なら、新規ビジネスや新商品のアイディアを絶えず考えていらっしゃることと思います。

けれど、「これはいける!」というアイディアがなかなか思いつかない、ということもまた多いのではないでしょうか。

AIやIoTのような技術の急速な進歩により、生活環境が大きく変化する中で、事業においても新しいビジネスを発想するには、これまでにない柔軟な思考が求められるでしょう。

経営者としてビジネスチャンスを見つけるための視点をお届けします。

 新しいビジネスはこうして生まれる

新規企画の立ち上げで、面白い経緯をたどった事例があります。

ある企業のひとりの社員から生まれたプロジェクトなのですが、きっかけは何気なく見かけた1つの告知記事でした。

それは、シャッター商店街の活性化対策として生まれた「椅子ワングランプリ」という取り組みで、今では日本全国で開催され海外レースまであるイベントだったそうです。

その社員は、自分の取り扱い商品の中に椅子があったので、エントリーして参戦してみました。ところが結果は惨敗。ここで諦めず仲間を募って再挑戦し表彰台に立ちました。

ところが、この様子が地方紙に載って会社に知られ、上から呼び出される羽目に。それならと社内プロジェクト化を目指しましたが全く相手にされませんでした。

それでも自力で続けているうちに社内で少しずつ賛同者が増えていき、とうとう自社マシーンで優勝することができました。

その過程で、主催団体や開催地の商店街と関係性を深め、地域の販社からも声がかかるようになり、実績とともに晴れて会社から承認され、正規プロジェクトとなったのです。

 チャンスをつかむために必要なこと

新規ビジネスのアイディアは、誰かの思い入れや、本気の行動から生まれてくるものです。

売り上げを増やしたいから何かビジネスを始めないといけない、何か儲かりそうなことはないか?などという発想だけでは、いくら頭をひねっても、良いアイディアが生まれてくることは難しいのではないでしょうか。

儲かりそうなビジネスに手を出しては失敗して痛い目に遭う、というのも、頭だけで考えて飛びついたビジネスチャンスだからでしょう。

中小企業経営者として、あなた自身が好きでないもの、本気になれないものに時間とお金を投資するのは虚しいことです。

あなたがワクワクできるものについて考えてみることをおすすめします。とっさには思いつかなければ、一歩戻って視点をセットアップしましょう。

 ヒントはあなたの中にある

あなた自身が、良いサービスやお気に入りの商品に出会った時のことを思い起こしてみてください。

きっと嬉しくなったり、良い気持ちになったりしたことでしょう。そして、喜んでそれにお金を支払ったのではないでしょうか。

新規ビジネスを考える時も同じだと思います。誰かに喜ぶ体験を与えられるもの、感動を味わってもらえるもの、幸せな気持ちになってもらえるものとは何でしょうか。

ノーベル賞を受賞した行動経済学者も説いているように、人間は合理的にだけ動いているわけではありません。感性で判断している生き物だということを忘れないようにしたいですね。

経営者のあなた自身が、好きなもの、興味の惹かれるもの、関心の深いものに目を向けるとともに、日頃から、先入観を持たずに何事も感じ取れる感性を磨くことがとても大切です。

そして、その感性を突き詰めて考えてみてはいかがでしょうか。

自分はなぜ良いと思ったのか?なぜ気に入ったのか?何が核心部分なのか?他の人も同じように感じているだろうか?

情熱を持って本気で取り組んだアイディアが、自社オリジナルとなり、他社の真似できないサービスや商品、ひいては新たな自社のミッションを生み出すことでしょう。

 

PS
中小企業経営者の感性を磨くなら
>>中小企業経営支援会

関連記事



 

error: Content is protected !!